2020年8月7日は 『立秋』(りっしゅう)
二十四節氣の十三番目、そして 秋のはじめの『立秋』です。
太陽黄経が135°に達した日。
8月7日から処暑の前日8月22日までの16日間にあたります。
暦便覧には「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」とあります。
はじめて秋の氣配を感じるころといった意味になりますが、、、
ようやく梅雨が明けて、暑さは本番を向かえています。
特に今年は梅雨の期間が長く夏休みに入った当初は、太陽を愛でる回数は指で数えることができるくらい少なかったですね。
人類が天候や天変地異に左右されて右往左往しようがしまいが、季節は少しずつ変化してゆきます。
いつもと変わりなく地球さんは規則正しく太陽さんのまわりを回っているのです。
立秋の頃の旬の野菜
7月の長雨や災害で夏野菜や葉物野菜が高騰していますが、旬の野菜は一番栄養が豊富、ビタミンやミネラルたっぷりの野菜を積極的に取り入れましょう。
またカリウム不足は夏バテの原因のひとつともされています、身体を冷やすウリ科の野菜をとって夏を乗り切りましょう。
★オクラ
オクラのネバネバには、免疫力を高め胃腸の粘膜を強くして、消化吸収を助ける効果があります。
8月7日はオクラの日だそうです。
★ナス
90%以上が水分で、身体を内側から冷やす作用があります。
ポリフェノールの一種「ナスニン」には抗酸化作用があり生活習慣病の予防に役立ちます。
★ゴーヤ
ニガウリとも言います。
苦み成分は「モモルデシン」という成分で、これがとても身体にいい効果があります。
胃腸の粘膜を保護し、食欲増進や神経に働きかけてきもちをシャキっとさせてくれます。
またビタミンCやカリウムを豊富に含んでいますので、夏バテ防止に最適な夏野菜のひとつです。
★とうがん(冬瓜)
冬の字がついていますが、旬は7月~9月です。貯蔵性が高く夏収穫したものが冬までもつという意味だそうです。
95%以上が水分でカリウムを多く含み、余分なナトリウムを排泄します。またビタミンCを含んでいます。
暑中見舞いから残暑見舞いへと切り替わるこの時期
季節の移り変わりを感じながら楽しんでみましょう。