2018年5月21日は 『小満』(しょうまん)
二十四節氣の八番目、そして 夏の二番目の『小満』です。
太陽黄経が60°に達した日。5月21日から芒種の前日6月5日までの16日間にあたります。
暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とあります。
万物の成長する氣が次第に長じて天地に満ち始める頃といった意味でしょうか。
爽やかで氣持ちのいい陽氣になり、草木の枝葉はグングン成長し、新緑は日ごとに色濃くなってきています。
私達人間にとっても氣持ちが良く過ごしやすい氣候ですね。
梅雨前のこの時期の貴重な太陽光を利用して、衣替えの準備をしましょう。
麦秋至(ばくしゅういたる)
麦を収穫するころという意。
もともと小満の由来は、麦の穂がついて育ったことを喜び、農民がほっと一安心して小さな満足を得るということから「小満」といわれたという説があるようです。
初夏の時期になぜ「麦の秋」なのかというと、ちょうどこのころが麦の刈り入れの時。麦にとっての「収穫の秋」という意味を込めています。
旬の食べ物 さくらんぼ🍒
さくらんぼの旬は品種によって異なりますが、およそ5月下旬から7月初旬あたりです。
「佐藤錦」は、5月後半から6月中旬にかけて。
大粒で甘みの強い「紅秀峰」
色味が薄く酸味の薄い「南陽」
色味が紅色で美しく酸味が強い「ナポレオン」
などの品種はは少し遅めの7月初旬あたりです。
カリウムを多く含んでいるので、むくみ防止に効果があります。
また、アミノ酸やクエン酸も含まれていうるので疲労回復の効果も期待できる果物です。