雑誌の連載記事
[心穏やかに心地よく暮らす]の
今月の禅語
🍀🍀🍀🍀🍀
山是山
(やまはこれやま)
水是水
(みずはこれみず)
山には山の良さがあり
水には水の良さがあります。
人と比較して歎いたり、喜んだりすることは無意味です。
🍀🍀🍀🍀🍀
素敵な字の並びに魅せられました。
花是花・私是私
いろいろ当て嵌めてみても面白く奥深い言葉だと思います。
自分は自分・他人は他人
すべてのものは、それぞれ💚絶対なる存在💚であり、
自分が尊い存在だと気付くことか大事だと、解説にありました。
桜が満開のとき、桜の存在に圧倒されますが、
周りの木々は、勢いよく芽吹き、草花は可憐な花を咲かせ、調和し、
それぞれに輝いて存在しています。
私達の祖先
縄文時代から、アイヌ民族へ伝わってきた心
動物・植物・山や川・風や雲など存在するすべてを神様と考え大切にする。
狩猟や採集によって得る生活の糧は、神々からの恵みと考える。
すべてが、それぞれ神という存在。
それぞれに絶対的存在。禅の心に繋がっている。
改めて、私は大事な存在であると気付かせてくれた春でした。
ありがとうございます💚
老子
第三章
[しなやかで力強く生きるために]
064
マイナスがプラスになる
まっすぐに大きく伸びた木は、
材木としてすぐに役立つから、
切り倒されるのだ。
でも、曲がった木は、
使いものにならないと思われるから、
巨木になるまで生長する。
短所(マイナス)が
長所(プラス)になる。
人間世界だって同じさ。欲が少なければそれだけ満足度は高いし、
知識がありすぎると、
かえって迷うものだよ。