昔、この言葉の書いてある、お札をいただいたことがありました。
なんだか、心が和む素敵な言葉だと、大事にしていたのです。
たまたま、図書館で、
坂村真民さん
(1909.1.6~2006.12.11)の[念に生きる]を見つけ、
[花一輪の宇宙]の中の詩とわかりました。
[二つの祈り]
大宇宙の
大念願は
大和楽である
大宇宙
大和楽
アーウン アーウン アーウン アーウン
この祈りを
念ずれば花ひらくの
祈りと共に
わたしがこの世に残す
二つの祈りとしよう
[念ずれば花ひらく]
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていたこのことばを
わたしも
いつのころからか
となえるようになった
そうして
そのたび
わたしの花が
ふしぎと
ひとつ
ひとつ
ひらいていった
この二つの詩が、
大自然を愛し、人間を愛する真民さんの祈りだと知って腑におちました。
自然の中で・地球のある限り・二度とない人生だから・生きることは
どの詩も心に響き、感動します。
今までどれだけ、私を癒し、勇氣づけられたことか。
[一度]
人は一度
死なねばならぬ
日は一度
沈まねばならぬ
光は一度
闇にならねばならぬ
これが宇宙の教えだ
このことがわかれば
大概のことはわかる
[生と死]
生を美しく
念ずる者は
死もまた
美しい
[今]
大切なのは
かってでもなく
これからでもない
一呼吸
一呼吸の
今である
すべての詩が、易しく、深い言の葉🍀
いつも本を開けば、氣持が落ち着き、清められる氣がします。
地球回復活動に参加させていただいている今、
真民さんの[ねがい]の詩は、私の心に刺さります。
[ねがい]
一人の願いを
万人の願いに
一人の祈りを
万人の祈りに
一人の夢を
万人の夢に
一人の歩みを
万人の歩みに
高めてゆこう
広めてゆこう
守らせたまえ
導きたまえ
ありがとうございます💚
老子
第三章
[しなやかで力強く生きるために]
059
[道]を心得た人の姿(二)
あるいはまた、
厳格で生真面目な姿は、よその家に来た客のように見えるが、
うち解けると春の水のように柔らかく、
その素朴さは深い谷間のように、
静かで広くなんの飾り氣もないものさ。
そして、いつの間にか、同化している。
穏やかで、控えめで、無心で、
何もしていないようで、人の喜ぶことを陰でやっている。
そんな人が素晴らしいんだよ。