日野原重明さん
93歳の時の詩(2004年)
素朴な生活 思いは高く
人はこの大自然から
生きるに必要なすべてを贈り物として受けてきた何億年にもわたって
それは光 熱 空気 風
雨や霧 雪からの水
緑の山と紅葉する樹々
四季の野と碧い海
花と昆虫 その他の生物
そして山や谷をかけめぐる動物の群
エデンの園を追われた
アダムとイブの子
カインの末裔としての
現代人は
自然や生きてるものの命を何と数多く奪ってきたことか
現代人よ そろそろ自然に帰ろう
文明に限界ありとの教えを謙虚に受けて
平和な自然の生活に少しずつ戻って行こう
そう 素朴な生活に
しかし 思いは高く
今、この詩を読むと私の気持ちにしっくりきます。
素朴な生活の中で、志高く生きるって何て素敵なフレーズでしょうか。
私の憧れる素朴な生活
まずは、身の回りをシンプルに、台所・洗面所・押し入れ・洋服ダンス
を真剣に整理してから~の話ですが・・・
素朴な生活を目指したなら、
きっと新しい時代には、社会の構造も、流通も
人々の生活もガラリと変わっていくと思います。
シンプルでゆとりがあり、思いやりのある穏やかな生活を願って。
ありがとうございます
老子
第五章
[人の世で生きるために]136 小魚を煮るように
組織を治める場合は、
小魚を煮るように丁寧に扱わなければならない。あっちこっちを突っつけば、
突っつくほど壊れてしまうからさ。