夏が近づいてきたので、幕内秀夫著
[粗食のすすめ
夏のレシピ]の本
取り出しました。
その中に
鎌倉時代、道元禅師が示した、食事の前に唱える[五観の偈]のことが、紹介されていました。
[五観の偈] (意訳)
1 この食物を作られた 方々に感謝していた
だきます。
2 この食物を、真剣に
生きているかどうか を自問していただき ます。
3 この食物を、心を清 らかにするためにい
ただきます。
4 この食物を、身体の
良薬と思い、過不足 なくいただきます。
5 この食物を、真実を
究めるためにいただ きます。
食材と食事にかかわる、すべての人々への感謝の氣持ちと、これによって生かされていることへの自覚を促したもの。
毎回、食事のたびに
なにげに、軽く言ってる[いただきま~す]
感謝して、身体のためには解っていましたが、
真剣に生きているか~
心を清らかに~
真実を究めるために~
は、意外でした。
食べることは生きること、少し意識しなくては・・・
食べ過ぎ気味で、腹七分目が難しい最近!
身体の声を聞きながら、大切な食物を、心から感謝して
[いただきま~す]
ありがとうございます
老子
第四章
[静かに生きるために]
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遠くへ行ったって
あれも知りたい、これも知りたいと、
世間の人はわざわざ遠くへ行くが、
遠くへ行けば行くほど、わからなくなるものなんだよ。
情報だって同じことさ、集めれば集めるほど迷うもんなんだ。