2020年4月4日は 『清明』(せいめい)
二十四節氣の五番目、そして 春の五番目『清明』です。
太陽黄経が15°に達し新しく始まる日。
4月4日から穀雨の前日4月18日までの15日間にあたります。
暦便覧には
「万物発して清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば、此芽(このめ)は何の草としれる也」とあります。
清明は清浄明潔を略した言葉です。
すべてのものが清らかで生き生きし、草木の芽が育つ頃といった意味になります。
地球さんとリズムを合わせる
春分を過ぎて日照時間がだんだんと長くなってきました。草木が芽吹き、昆虫や鳥たちも活発に活動をはじめています。こんな時は外に出てアクティブに動きたいですね。
しかし、コロナウイルスの影響から自宅勤務をされていたり、不要不急の外出を控えるようにと言われていますので、ちょっとの散歩も氣が引けます。
しかし、季節の変化に逆らって家に閉じこもっていると、環境の変化と身体のリズムがズレてしまい、氣分が塞ぎがちになってしまうことも。
そんな時、体調を整えるポイントの一つは
起床、就寝時間
日の出に近い時間に合わせて起床するのがベスト。
そして窓を開けて、東から昇る太陽さんの光を身体いっぱい浴びましょう。
すがすがしい朝には深呼吸も効果的です。
夜は早めに就寝することをおススメします。六時間以上の睡眠が取れるよう心がけましょう。
春土用前に日光浴のススメ
4月16日から立夏の前日5月4日は、春土用に入ります。
そう!もう暦の上では、夏はもうそこまで来ているんですね。
土用の期間は体調を崩しやすい時期になります。
コロナウイルス対策として、免疫力をあげるといいと言われていますが、
太陽さんの光を浴びることで免疫力をあげることができます。
ビタミンDは、皮膚が太陽光にあたると体内で生産されます。そのため“太陽ビタミン”とも呼ばれます。
ビタミンDには、
骨を丈夫にする
免疫システムの働きを助けて呼吸器感染症を予防する
炎症を抑える
血管や心臓病の機能を改善する
細胞レベルの老化を防ぐ
ガンの発症や進行に関連するメカニズムを妨害する多くの抗ガン作用
など、たくさんの有益な働きがあります。
1日20分程度の日光浴で、コロナウイルスに打ち勝つ免疫力をつけましょう。