土用は季節の境目、切り替えの前のインターバルの期間をいいます。
春→土用→夏→土用→秋→土用→冬→土用→春
土用は約15日間
土用の中で一番氣をつけなければならないのは 冬土用です。
食べ過ぎに注意、お腹がもたれるような重いものや大量の飲酒は控えるのが無難です。
それと身体を冷やさないことが肝心です。
この冬土用の時期に無理をして養生していないと、春の季節に体調が悪くなることがあります。
また1月の土用のころからインフルエンザなどが増えてきます。
今年は新型コロナウイルスのパンデミックがニュースとなったのもこの冬土用からでした。
春の土用は身体よりも心が揺れる時期です。
新しい環境になった後、慣れてきて緊張がすこし和らいできたころ・・・
氣持ちの上がり下がりの波が大きくなったりします。
太陽のエネルギーが夏至に向けて大きくなる、その昇り調子に合わせて草木も芽吹きぐんぐんと成長をし若葉はこんなにもキラキラしているのに・・・
自分だけ取り残されてしまってるように感じて氣持ちが落ち込んでしまったり。
自分と地球の営みの回転にギャップを感じたり。
でも、土用の時期は揺れていいんです。
大いに揺れましょう。
揺れてゆく中で、自然と自分の立ち位置が定まってゆきます。
特に今年は1月から新型コロナウイルスで今まで体験したことのないようなパンデミックを経験して、コロナ疲れがでているころではないでしょうか。
先の見えない時代に入ってしまった!
大きなターニングポイントを実感していませんか?
一年前はもう、古き良き時代になってしまいました。
おうち時間が増えた今、
もし新しくトライしてみたいことがあればリサーチして確信が持てたら
しっかり準備をして土用明けに挑戦してみましょう。
やてみないことには、はじまりません。
変化の兆しがあれば乗ってみましょう。
そうしてゆくことでこの先、軌道がはっきりしてきます。
土用明けの立夏は5月5日です。
みんな先が見えなくて不安なんです。
でも、世の中が変化しているということは、新しい波がきているということ。
新しい時代を構築するための揺れだと思って。
不安を解消するひとつの方法として
地球さんの回転(季節)を意識して一日一日を生活してみる。
そうすると新しい波をキャッチしやすい心と身体になってゆきます。
土用期間中に心と身体を調整して、立夏から新しいことをはじめてみませんか。
地球暦は太陽系の中での自分を俯瞰して、今の立ち位置を見ることのできるツールです。