2019年11月22日は 『小雪』(しょうせつ)
二十四節氣の二十番目、そして 冬の二番目の『小雪』です。 太陽黄経が240°に達した日。
11月22日から大雪の前日12月6日までの15日間にあたります。
暦便覧には「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」とあります。
「冷え込みが厳しくなり、雨も雪となって降りはじめる頃」といった意味でしょうか。
初雪の便りが届きはじめるころ、いよいよ冬の到来ですね。
日を追うごとに日暮れが早くなって、帰宅途中に見上げた空には星々がキラキラと輝きを増します。
色とりどりの紅葉は徐々に散り始め木々は冬支度をはじめます。
山茶花梅雨
山茶花(さざんか)は、ツバキ科の常緑樹
晩秋から冬にかけて赤い花をつけるため、花の少ないこの時期に古くから庭木や生垣として利用されてきました。
秋から冬へとの季節の変わり目
11月下旬から12月初旬にかけて降る長雨を、「山茶花梅雨」(さざんかつゆ)と言います。
注意したいのは、この時期の寒氣による冷たい雨で非常に氣温が下がることです。
冷たい雨と小春日和を繰り返しながら、徐々に氣温を下げていきます。
今年も残り少なくなってまいりました。あと1週間もすれば、何かと氣忙しくなる師走がやってきますね。
暖房器具や衣類など冬支度を整えて、寒暖の差で体調を崩されませんようご自愛ください。