2019年10月24日は 『霜降』(そうこう)
二十四節氣の十八番目、そして 秋の最後六番目の『霜降』です。
太陽黄経が210°に達した日。 10月24日から立冬の前日11月7日までの15日間にあたります。
暦便覧には「露が陰氣に結ばれて、霜となりて降るゆえ也」とあります。
朝露が霜に変わるように秋が終わり,冬の到来を感じられる頃という意味でしょうか。
紅葉は日中と朝夕の温度差が大きいほど、色づいていきます。
カエデやもみじ、銀杏が紅葉し始め、赤や黄色やオレンジに彩られる季節がやってきました。
霜が降りるには、氣温が0℃以下であることが条件とされていますが、気温が3℃と発表されていても、地面の温度は0℃以下になって霜が降りていることもあります。
これは、気象庁で発表される気温は地上から1.5mほどの高さで観測しているためです。そのため実際に地面に近い場所では0度以下になっていることも少なくありません。
旬の食材「銀杏」
葉っぱがきれいに色づく紅葉の季節がやってきます。黄金色に輝くイチョウも美しいですね。
そのの木からできる銀杏は秋の味覚の食材としても知られており、茶碗蒸しの具材としてや、ちょっとしたお酒のおつまみにピッタリです。
栄養価
糖質、脂質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンA
さらに体内で不足しやすい鉄分
カリウムなどといったミネラル成分も多く含んでいます。
カロリー
銀杏の実1粒あたりのカロリーは約3~5キロカロリー
銀杏から得ることができる効果
◆美白、美肌効果
ビタミンC、ビタミンB群などのお肌の健康を正常にキープするために欠かせない成分
ビタミン類はメラニンの形成を抑えたり、抗酸化作用があり、肌の健康をサポートしてくれます。
◆疲労回復効果
パントテン酸、ナイアシンが含まれており、疲労回復に効果があります。
◆高血圧予防、むくみ改善
カリウム
血液の中に含まれているナトリウムのバランスを整える効果があります。
高血圧や動脈硬化などといった症状を改善し、予防することができます。
体内の余分な水分を外に排出
利尿作用によって、水分だけでなく体の中に溜まっている老廃物もいっしょに排出することができデトックス効果も期待できます。
旬の食材には力があります。上手に取り入れて健康な毎日を送りましょう。