2019年6月22日は 『夏至』(げし)
二十四節氣の十番目、そして 夏の四番目の「夏至」です。
太陽黄経が90°に達した日。 6月22日から小暑の前日7月6日までの15日間にあたります。
暦便覧には「陽熱至極し、又、日の長きのいたりたるをもってなり」とあります。
日差しが強く日が長い季節という意味になります。
北半球では夏至の日が一年のうちで最も昼間の時間(日の出から日没まで)が長くなります。
太陽と地球の関係性においての4つの節目
春分・・・昼と夜の長さが等しい日
夏至・・・1年のうちで一番昼間の長さが長い日
秋分・・・昼と夜の長さが等しい日
冬至・・・1年のうちで一番昼間の長さが短い日
夏至は
一年で昼間が最も短い「冬至」と比べると、5時間弱も昼間が長くなっています。
そして、北半球はこの日を境にだんだんと日が短くなってゆきます。
今年の夏至点通過時刻
(日本では)
2019年 6月22日 00:54
この瞬間に 太陽が夏至点を通過します!
白夜
夏至の時期は北緯66.6度以上の北極圏内では、「白夜」と呼ばれる真夜中になっても太陽が沈まない現象が起こります。
その逆が、「極夜」と言い、一日中太陽が昇らない期間があります。
白夜や極夜は北極圏や南極圏の付近で見られます。
南半球では南極大陸。
北半球では北欧の国(ノルウェー、スウェーデンフィンランド)、ロシア北部、カナダ北部、グリーンランド、アイスランド、アラスカなどがあります。
ノルウェーのスヴァーバル諸島では、白夜、極夜とも4カ月ぐらい続くそうです。ということは、朝太陽が昇って夕方沈むのを見れるのは、4カ月だけということですね。
スヴァーバル諸島は人間の人口より、ホッキョクグマの数の方が多いそうです。