2020年12月21日は 『冬至』(とうじ)
二十四節氣の二十二番目、そして 冬の四番目の『冬至』です。
太陽黄経が270°に達した日。
12月21日から冬至の前日1月4日までの15日間にあたります。
暦便覧には「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」とあります。
太陽が一番(低く)南よりを通るため一日のうちの日の長さが一番短くなる極みのころ。
この日を境に日が伸び始めることから、古くはこの日を年の初めと考えていました。
この日を境に日脚は次第に長くなってゆきますが、寒さはこれから厳しくなってゆきます。
冬至にゆず湯につかればカゼをひかない
ゆず湯は古くから続く日本の風習です。
「冬至にゆず湯につかればカゼをひかない」と言われてきました。
ゆずの効能としては
ゆずの果皮はビタミンA・C、カリウム、カルシウムなどの栄養を多く含んでいます。また、体内の代謝作用を円滑にして、疲労回復効果のあるクエン酸も豊富に含んでいます。
さらに湯に浮かべると香りがたち、リラックス効果も得られます。
昔の人々は、科学的な根拠はわからないまでも、このような効能があることは知っていたのですね。
木星と土星
冬至の日と木星土星の大接近。
約0、1度まで近づくのは約400年ぶりという、本当に珍しい天体現象なのです。
どちらの星も地球さんを守る重要な役割があります。
この二つの星の接近は、これからの時代へのシグナルかもしれませんね。
この星たちの影響は来年まで続きます。
惑星🌏地球号は2020年12月21日19:02 冬至点を通過します。