2020年6月21日は夏至(げし)
二十四節氣の第十節氣 夏の四番目『夏至』です。
太陽の黄経が 90°に達した日
6月21日から小暑 (7月 7日) の前日までの約 16日間にあたります。
北半球では夏至の日が一年のうちで最も昼間の時間(日の出から日没まで)が長くなります。
私の地域は冬至と比べると昼間の時間が4時間半強も長くなっています。
★Q 1年で最も昼の時間が長くなる『夏至』ですが、
夏至の札幌と那覇では昼の時間はどのように違うと思いますか?
①札幌の方が長い
②那覇の方が長い
③同じ
正解は⇒ ①札幌の方が長い
北半球において春分から秋分までの間は、緯度が高いほど昼間の時間が長くなります。
夏至の札幌の昼間は、那覇より1時間半ほど長くなっています。
夏の間は北極圏に近いほど(北に行くほど)昼が長くなり、北緯66.6度より以北になる地域では白夜となります。
(白夜とは・・・真夜中になっても薄明かりの状態か、太陽が沈んだ後も暗くならない現象のこと)
逆に冬至には、那覇の方が札幌より1時間半ほど昼間が長くなります。
赤道上は、昼と夜の長さは年中半々で12時間ほどです。
なぜこのようなことが起こるのか。
それは地球の回転軸が太陽に対し23.4度傾いているからです。
そして北半球と南半球では、夏至と冬至が真逆になります。
ということは、、、、北極点が白夜の時、南極点は極夜となっています。
(極夜とは・・・日中でも薄明かりの状態か、太陽が昇らず沈んだ状態が続く現象のこと)
日本語の表現の豊かさは四季があってこそ生まれたものです。
日本で四季の変化を楽しめるのは、地球さんが傾いているからなのですが、
なぜこんなにも絶妙な傾き加減なのか・・・?
地球さんはこんなにも大宇宙から愛されて大切にされている星なのです。
この地球に生命を授かったことに感謝しつつ、これからの地球さんとの未来を共に歩んでいきたいですね。