令和になって、毎日行くショッピングセンターのエスカレーター脇に
ヨコスカ 街 なか
ピアノ
と、書かれた黒い小さなピアノが置かれました。
管理者は市とありました。
初日には、プロの方の演奏があり、華やかにオープンしたのです。
当初は、ピアノを弾く人もまばらでしたか、2ヶ月経って、いつも誰かのピアノを弾く音色が聞こえてきます。
夕方は、学校帰りの高校生、お友達に見守られて、
母親と一緒の小学生、
いつも見かける、黄色のオートバイ用のヘルメットを被っている
おじさん? お兄さん?
[ねこふんじゃった🎵]を一本指で弾く女の人、
毎日、ピアノの音を聞けるのはしあわせなこと。
なにせ、生演奏ですから
1700年代にヨーロッパで生まれたピアノが、
1823年シーボルトにより日本に持ちこまれ
1900年には、山葉(ヤマハ)により、国産第1号が製造!
ピアノブランド一覧では、一時期73社の製造会社があったとか。
1960年代の、日本経済の高度成長で、テレビ・冷蔵庫・自動車が飛ぶように売れると共に、ピアノの需要が増え、
累積生産台数の一位、二位が、ヤマハとカワイ。
高度成長期の、お金が溢れ、猛スピードで通りすぎた時代
真っ只中にいて、振り回された自分を思いつつ。
散歩がてらの、毎日のお買い物に、ピアノの音が聞ける、ちぃさなしあわせを感じています。
老子
第三章
[しなやかで力強く生きるために]
072 不自然な振る舞い
すべてに威勢がよすぎると、
やがては衰える。
それは[道]にはずれているからさ。
これを不自然な振る舞いというんだよ。
だから、疲れて行き詰まるんだ。
地球でも月でもみんな自然のリズムの中で動いているのに・・・・・。