日食とは
太陽-月-地球がほぼ一直線上に並んだときに地球から見て月が太陽の前を通り、太陽の一部または全部を隠してしまう現象をいいます。
2019年1月6日の日食は「部分日食」です。
月が太陽の一部だけを隠すタイプの日食です。
皆既日食や金環日食の際に中心食帯の外側で見られ、中心食帯に近いほど太陽が大きく隠されます。
日食の時刻と欠け具合
日食の時刻(始まり、最大、終わり)は地域によって異なりますが、おおむね「8時40分ごろに始まり、10時ごろに欠け具合が最大になり、11時30分ごろに終わり」ます。
欠け具合は「食分」という値で表します。太陽の直径のうち、どれだけ月に隠されているかを示す数値です(面積ではありません)。
日本では、北東の地域ほど食分が大きくなり、太陽が大きく欠けます。
時刻だけでなく方位や高さも重要なポイントです。
これも地域によって異なりますが、だいたい「南東の方角」「高度15度から30度」あたりです。冬至から2週間しか経っていないため、太陽の高度はかなり低めになります。
太陽の高度があまり高くないので、観察場所や撮影場所を事前にチェックしておくことがポイントです。
2019年1月6日 部分日食のシミュレーション(札幌・東京・福岡での見え方)
安全に観察するために
日食(太陽)を見るためには、観察用の減光フィルターが必要です。
めがねやプレートなど、様々なタイプのものがありますので、必ず使用してご覧くださいね。