3月に、国立美術館で熊谷守一展を見た時に、
[モリのいる場所]の映画のことを知ったのです。
たくさんの作品(色彩が暗いのです)が年代順に展示され、ギャラリーも多く、なんだか疲れを感じたころ
晩年の作品のところで、
なんかほっとして、自分の顔が緩むのが、わかりました。
色彩が、明るい、安らぎの色に変わり
形が単純な線になり
自由な楽しさが伝わってくるのです🎵
上映舘が少なくて~
やっとやっと、私の街の映画舘に来てくれました。
画壇の仙人と呼ばれた
熊谷守一(1880年4月2日~1977年8月1日)
97歳で亡くなる30年前から、庭からでることもなく、ひたすら、飽きることなく植物さん、石ころさん、小さな虫さんを愛しそうに見ているモリ(守一)さん
そんな、モリのある一日を映画にしたもので、
モリに山崎努さん、妻に樹木希林さん
モリにとって庭が宇宙🍀
日なが、雑念に捕われない純粋な深い目
童心の無邪気さで、
見ることは生きること🍀
時代は、今から40年前でしょうか
どっぶり昭和の時代
家も人も、開けっぴろげで、
この庭には、自然で豊かな、ゆったりした時間が流れていて、良い映画でした。
ひと時、ゆったりした氣持ちになりました。
ありがとうございます💗
mori-movie.com画像は公式サイトからお借りしました
老子
第二章
[たおやかに、自由に生きるために]
028 世の中でいちばん強いもの
この世でもっとも強いものは水じゃないのかな。水は、しなやかでありながら、硬くて強い岩でも堤防でも、
ひとたび攻めるとなると、
ついには砕いて粉々にしてしまうもの。