☆テカポ(Tekapo)をご存知ですか
南半球のニュージーランド・南島のクライストチャーチから西南方向へバスで約4時間、レンタカーだと3時間ちょっと走ると、ミルキーブルーの水をたたえた湖に面した村、テカポに着きます。
人口が450人ほどの小さな村です。
美しい山並みに囲まれた湖と、湖畔に石造りの小さな教会がたたずむその小さな村に、年間150万~200万人が観光に訪れるようになりました。
一体なにが、そんなに人を引き寄せるのでしょうか。
星が降りそそぐ村☆Tekapo
先住民族マオリの言葉で「Teka」は、横たわる・眠る 「po」は星・夜 という意味があります。「星の眠る所」「夜眠る場所」といった解釈になるでしょうか。
そう聞くと空には星がないように思うかもしれませんが、テカポの夜空は星が眠るどころか、空一面に星が瞬き満天の星空が広がっているのです。
この「世界一美しい星空」を見るために世界中から観光客が訪れます。
☆どれだけの星の数なんでしょうか?
テカポの星空は6等級まで肉眼で確認することができます。
星には1等星から7等星まであり、1等星は21個、2等星は67個、3等星は190個、4等星は710個、5等星は2000個、そしてテカポで見える6等星は5600個にもなります。
満天の星が降りそそぐテカポでは、天の川の輝きで影ができるほどです。
☆それではなぜ、これほどまでに星が見えるのか。
ニュージーランドの中でも晴天率が最も高く晴天率70%以上であること、空氣がきれいで空が澄んでいること、周囲半径100キロ圏内におおきな町がないため星の輝きを妨げる明かりがないことがあげられます。
昼間のテカポ湖も神秘的
テカポ湖が蓄えている水は、ミルキーブルーと言われとても神秘的な色をしています。
ロックフラワーという氷河が削り取ったパウダーのように細かい岩石が、湖水に溶け込んで青色に乳白色がまざったような独特の色合いを作り出しました。
1日のうちでも刻々と変化する美しさはもはやアートといっても過言ではありません。
どこを切り取っても芸術作品となるような風景がそこにはあります。
どのくらい前だったかはもう記憶にはありませんが、テカポの星空をTVで特集したのを見た覚えがあります。
その時からテカポは死ぬまでに行ってみたい場所のひとつになりました。
草むらにねころんで満天の星を眺めたら・・・・
地球と宇宙の境界線がなくなって、自分もなくなってすべてがひとつになる
幼少のころ体験したようなあの感覚をもう一度味わえたらいいな。(その時は青空と大地でした)
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
星空に ウィンセイ🍷✨ ミファでした