大好きな詩人がいます。
茨木のり子さんという方で、もう亡くなられた方なのですが、何度も読み返し、時には声に出して読んだりもして、折々にその詩に励まされたり考えさせられたりしてきました。
好きすぎて、手帳やノートに書き写したりもしています。
茨木のり子さんの詩の一つに
「この失敗にもかかわらず」という題名の詩があります。
先日ニュースを見ていて、この詩の一節がふと思い浮かびました。
それが、今回タイトルにも書いた
「生きている以上 生きものの味方をして」という部分です。
少し長めの詩の結びの一節に、この言葉があります。
” そう この失敗にもかかわらず 私もまた生きてゆかねばならない
なぜかは知らず 生きている以上 生きものの味方をして ”
茨木のり子詩集 『落ちこぼれ』より 抜粋
戦争を経験してきているこの詩人は、戦後の時代にどんな思いでこの言葉を綴ったのだろうかと思いました。
戦争のない時代が100年と続かないのは、嘆かわしい限りですし胸が痛みます。
命あるものが命を大切にする、そういうことが理想論などではなく、言葉として意識せずとも自然に行動できるような、当然のこととして受け入れらるような時代になってほしいです。
争いのない時代が、愛に溢れる時代が、早く訪れますように。
地球さん愛しています💖
宇宙さん愛しています💖