星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来 

本来なら来るはずのなかった地球に生まれた私たち☆アウェイ感をヒシヒシ感じつつ悪あがきならぬ良いあがきでジタバタ奮闘の☆座談会メンバー8人共同ブログ☆

何用あって月世界へ

 

 

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山本夏彦さん

(1915~2002)の随筆が、大好きです。

 

悠久の時は、変わらないのに、

この20年の、目まぐるしい時代の速さに、追い付いていけない・追い付きたくない私にとって、

夏彦さんの

自然体で、ゆったりとした、やさしい語り口、示唆に富んだ日本語で、

世の中バッサリ!

皮肉あり、ユーモアもありの文章にホッとするのです。

 

変痴氣論より

[生きもののなかで、植物は自分から出張しない。何年でも、何百年でもじっと突っ立っている。移動して争うということがない。

だから私は植物を最も尊敬している。]

 

 

茶の間の正義

[子守唄を禁じるような育児書は、百害あって一利ない。いっさい無用だというと、それならすべて旧式でいいかと、ふたたびつめよる。

いいのである。]

 

 

やぶから棒

・醜いことは他人の生活を羨むこと、

・尊いことは奉仕して、恩に着せぬこと、

・素晴らしいことは感謝の念を忘れぬこと・・・と私が言っても信じないなら

福沢諭吉が言っている。

 

世はいかさま

[親切というものはむずかしいという自覚を、親切な人は忘れがちである。]

 

毒言独語

[何用あって月世界へ?

月はながめるものである]

 

 

ありがとうございます

 

 

老子

第四章

[静かに生きるために]

 

095

  手柄を見せつけない

 

ボランティアをやっていると自慢する人がいる。やらないよりはやっているほうがいい。

でも、心の出来た人は、立派な営みを行いながらも、

それを自慢しないし、

手柄とも思っていない。ましてや、高い地位に居座ろうとは考えてもいないんだ。

 

聖人といわれる人は、

ことさら自分の能力や偉大さを、

外へ見せることなどしないのだよ。

 

 

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