孫娘、最後の七五三に、明治記念館に行ってきました。
成人式まじかのお孫さんのいる友人には
[まだ、七五三あるんだ~]と笑われましたが・
子供の健やかな成長を祝う節目の日。
3・5・7の奇数で行うのは、中国の陰陽道に
[奇数が縁起がよい]という思想があったため。
昔は、乳幼児の死亡率が高く、[7歳までは神の子]といわれ、育つことが難しかった時代。
3歳5歳7歳は、子供の厄年ともいわれ、厄落としの意味と、
氏神さまに、ここまで無事に成長した感謝の氣持ちを捧げ、これからも元氣に育つようにと祈願する日。
お気に入りの赤い着物の7歳の孫は、髪飾り・筥迫・バックを得意氣に見せてくれました。
無邪気に晴れ着姿を喜ぶのが、伝わってきました。
子供が健やかに育つのは、すべての大人の願いでもあり、子供の笑顔と笑い声は、平和であればこそと思います。
10年前、3歳の七五三だった孫は中学一年生、私の背丈を越え、着物姿で現れ、一瞬誰だかわからずビックリでした。~
私にとっての10年はあっという間ですが、
明治記念館の中庭で跳びはねていた子の10年の月日は、なんと心身ともに成長し、充実していたことだろうと感心しました。
我が家の、ささやかな儀式はこれでおしまい。
次は、7年後の成人式か?
元氣で見てみたい氣がします。
皇室の重要な儀式である新嘗祭。
(天皇が、みずから神に新殻を捧げる儀式)
庶民に伝わっている儀式は、受け継いでいけると思いますが、皇室の儀式は、一回途絶えたら終わってしまうというもの。大事にしてほしいと思います。
帰りは、ひとりで向かいの東宮御所の周りを散策、警備のお巡りさんを、たくさん見かけました。
ありがとうございます
老子
第四章
[静かに生きるために]
096 自然のリズム
天地をつかさどる自然の現象は、
強弱のリズムをもって交互に循環を繰り返している。
大しけの前には穏やかな凪があり、
嵐の前にはひとときの静けさがある。
そして、
台風が過ぎれば晴天になるように・・・。