2019年7月7日は 『小暑』(しょうしょ)
二十四節氣の十一番目、そして 夏の五番目の『しょうしょ』です。
太陽黄経が105°に達した日。 7月7日から大暑の前日7月22日までの16日間にあたります。
暦便覧には「大暑来れる前なればなり」とあり、小さく暑いと書くところからも、夏の暑さのはじまるころ、本格的な暑さが来る前の時期といった意味になります。
異例尽くしの今年の梅雨
沖縄地方では梅雨が明ています。
6月下旬という遅い梅雨入りの九州北部から近畿にかけては、大雨に注意が必要です。
夏椿
和名の「夏椿(ナツツバキ)」は、花の形が椿によく似て、夏に開花することから名付けられました。
別名の「沙羅の木(シャラノキ)」は、この植物がお釈迦様が入滅するときに近くに生えていた沙羅双樹(サラソウジュ)に間違えられたことに由来するといわれます。
なお、熱帯の植物である沙羅双樹は耐寒性が弱く日本では育ちにくいため、古くからナツツバキ(沙羅の木)が日本の寺院などに植えられてきました。
花言葉の由来
花言葉の「はかない美しさ」は、ナツツバキの清楚な花が朝に開花し、夕方には散ってしまう一日花であることに由来します。
参考:ナツツバキの花言葉(誕生花、英語、季節)沙羅の木 | 花言葉-由来