2020年7月22日は 『大暑』(たいしょ)
二十四節氣の十二番目、そして 夏のラスト六番目の『大暑』です。
太陽黄経が120°に達した日。
7月22日から立秋の前日8月6日までの16日間にあたります。
暦便覧には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」とあり、
最も暑さが増す時期といった意味になります。
土用干し
7月19日から立秋の前日8月6日までの19日間は、夏土用の期間になります。
土用は年に4回あることはあまり知られていないかもしれませんが
夏の土用と鰻とくれば「土用の丑の日」
この言葉はご存知の方も多いのではないでしょうか。
大暑のこの時期は夏土用の期間でもあります。
晴天率が高く、太陽の光の質と量も多くなります。
梅雨が明けた後に行われる年中行事が「土用干し」です。
☆書籍、衣類の土用干し
陰干しをして風をよく通し、虫やカビがつくことを防ぐために行います。
虫干しとも言います。
☆稲の土用干し
中干しとも言います。
水田から水を抜いて1週間ほど軽くヒビがはいるくらいまで乾燥させること。
根の活力を高める、有害ガス抜き、無駄な茎の成長を抑えるという目的があります。
☆梅の土用干し
6月ごろに収穫して塩漬けにした梅を、夏土用の時期に三日ほど日干しすること。
紫外線で殺菌することで長期保存が可能となります。
太陽に当てて、そのまま保存するものを「梅干し」
太陽に当てず梅酢に漬けて保存するのが「梅漬け」
???
スーパーで売っている梅干しは、、、本当の梅干しなのだろうか?
との疑問も浮かんでまいりました。
今年の大暑の晴天率はいかに・・・
美味しい梅干しができますように
3日間晴天が続くことを祈っております。