今回はイチョウさんの歴史について紡がせてください。
イチョウの起源は? ご存じでしょうか?
イチョウは 植物の歴史の中でも 古参に入ります。
恐竜時代より もっともっと前、約2億年前には 地球上にたくさんのイチョウ科の種類が分布していたと考えられています。
古生代から、中生代ジュラ紀の頃の 多くのイチョウの葉・枝・種子の化石が発見
現在17種もの種類が確認されております。 こんなに古いとは 驚きです(。・ω・。)
その古来17種類もあったイチョウ科のイチョウさん達は、長い間の生態系の変化により 次々と絶滅していき、氷河期を越えた頃 すべて絶滅しました。
そして、わずか1種だけが地球上に残り、今も種を存続させています。
これが、今 地球上に住んでいる イチョウさんです。
これが、「生きた化石」といわれる所以です。
現在はレッドリストの絶滅危惧旧類に指定されています。
現存する イチョウ、中国で野生に生育しているところを発見。
そのため、イチョウは 中国原産とされています。
日本で、イチョウの記述が確認されるのは、室町時代後期、薬種として伝来したようです。
ヨーロッパには、1692年ケンベルが長崎から持ち帰った種子から始まり、オランダ、イギリスで栽培、さらに18世紀になりドイツをはじめヨーロッパ各地に広がったようで ヨーロッパでは、アルツハイマーによく効くと言われ、日本国からドイツ、フランスへ輸出されています。(日本国では、医薬品として許可されていません)
*日本では、明治神宮外苑、大阪御堂筋の銀杏並木は有名です、他にも銀杏並木の名所 は全国にみられます。
*東京都、神奈川県、大阪府の木はイチョウとか
*宇都宮市、前橋市、八王子市、横浜市、米原市、天理市、熊本市・・・33もの市の木として指定
*日本三名城の一つ「熊本城」の別名「銀杏城」
*日本でも著名なイチョウの木として、鶴岡八幡宮、長泉寺等 沢山あります。
という訳で イチョウさん、日本国にも しっかり根を張り 共生しています(๑・̑◡・̑๑)
なんて考えながら、茶碗蒸しに必須の銀杏さん、私は炒って薄皮剥いてお塩ぱらぱらの、お酒のつまみにとても合う銀杏が大好きです(๑˃̵ᴗ˂̵)
(でも、お酒あんまし強くない、いつもワリカン負けしています(T ^ T))
秋を彩る風物詩 絶滅しなくて 良かったです。
ご訪問 いただきありがとうございました。<(_ _)>