星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来 

本来なら来るはずのなかった地球に生まれた私たち☆アウェイ感をヒシヒシ感じつつ悪あがきならぬ良いあがきでジタバタ奮闘の☆座談会メンバー8人共同ブログ☆

さようなら土星探査機カッシーニ おつかれさまでした!

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2017年9月15日

土星の空で土星探査機カッシーニが最期を迎えました。土星の大氣に突入して自らを破壊消滅させることが、カッシーニの最後のミッションとなりました。

 

 

土星探査機カッシーニは、1997年10月15日 アメリカ合衆国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地LC40発射台からタイタンIV型ロケットによって打上げられました。

カッシーニは、金星→金星→地球→木星の順にスイングバイを行なって2004年7月1日に土星軌道に到着しました。

(スイングバイとは?・・・天体の万有引力を利用して宇宙機の運動方向を変更する技術。)

それから13年にわたり、土星とその衛星の周りを幾度となく周回して、数々のミッションを実行し、土星と60個以上の衛星のすばらしい画像45万枚以上を地球に送り届けました。

土星探査はカッシーニ・ホイヘンス・ミッションと呼ばれ、欧米18カ国の科学者約260人が参画しています。

 

 

土星の環と惑星本体の間の空間を22回もすり抜けるフライバイを行うという最後のミッション「グランドフィナーレ」を2017年4月26日に開始。

文字どおり土星の大気に触れることで、最も正確な最後のデータ収集を行いました。

 

そしてカッシーニの「最後のフライバイ」は、日本時間15日午後8時55分に幕を開けました。

上空1915キロから土星の大気圏に突入。このときの最高時速は11万3000キロに到達。

 探査機は土星の赤道より北側の北緯10度付近を目指して落下しながら、大気のデータを収集。

そんな状況でも、カッシーニは地球に常にアンテナを向けるようプログラムされており、最期の瞬間まで得られる貴重な土星の大気のデータを地球へと送り続けました。

 高度1500キロ付近まで達すると土星から地球に送られる信号は途絶え、その数分以内には完全に燃え尽き20年に及んだ任務が完了となりました。

 

 

さようなら カッシーニ!

 

毎日スカイプで話していた友だちが、これが最後で会えなくなってしまったような切なくて哀しい氣持ちになりました。

 最後まで役割を全うした カッシーニに ウィンセイ🍷