星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来 

本来なら来るはずのなかった地球に生まれた私たち☆アウェイ感をヒシヒシ感じつつ悪あがきならぬ良いあがきでジタバタ奮闘の☆座談会メンバー8人共同ブログ☆

彦星【アルタイル】

前回は七夕について紡いでみました。

 

そこで今回は、織姫(ベガ)のパートナー 彦星(アルタイル)について紡いでみようと思います。

 

ワシ座のα(アルファ)星の固有名「アルタイル」

わし座のα星を挟んだ両脇の β(ベータ)星とγ(ガンマ)星を 翼を広げた鷲の姿に見たて
アラビア語で「アンニナスル・アルターイル」(飛翔する鷲)と呼んでいたものが短縮されたのが由来とか

和名は  ご存じのとおり 彦星で、中国名の「牽牛(けんぎゅう)」の日本名です。

また、古くは「犬飼星」(いぬかいぼし)とも呼ばれ、これは両脇に犬を引き連れている姿を見立てたもので、九州地方の各地で「いんこどん」「いぬひきぼしさん」等の呼び名が残っているそうです。

また、ギリシア神話では、ゼウスがトロイアの美少年ガニュメデスをさらうとき 変身したものとされています。

ベガ同様、地球上の各地で親しまれているアルタイルはとても若い星(数億歳)で、質量は太陽の1.8倍 半径は約1.6倍の高温の星です。明るさは太陽の約10倍あり、地球から16.5光年離れたところにあります。

この星の特徴は、毎秒240Kという ものすごい高速で自転していることで、あまりに速すぎて、赤道の直径は遠心力のため 極の直径より14%も膨らんでいるそうです。想像の域をこえた速さです。宇宙には 考えられない不思議がいっぱいですね。 

 

日本で最も遠距離恋愛をしている織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)

二人の間は、どのくらい離れているのでしょう?

【国立天文台の天文ニュースから】

・・・天の川に隔てられた織姫と彦星が1年に1回だけ会うことができるというロマンチックな話は、人々の心をひきつけます。

そのため、国立天文台には、「彦星と織姫が近づくのは何時ころですか、ぜひ見たいのです」といった問い合わせがよくあるそうです。そのたびに担当者はこの話は伝説であり、実際に二つの星が近づくのではありません」」と説明したそうです。

 2つの星を隔てる空間の 実距離は14.4光年あり 仮に光速で駆けつけたとしても、彦星が織姫のところに辿りつくには14年半もかかるそうです。・・・

 

 幼いころ、笹を玄関に飾りながらいつ出会うのかな♡

 雨が降りませんように・・・祈

なんて 空を眺めていたことを 想い出します♡

 

夏の大三角形の ベガとアルタイル 天の川を 挟んでキラキラ綺麗です。
それに、白鳥座のデネブが加わって三角形を作ります。
秋になる前には、デネブについて 紡いでみたいものです。