今月のスポーツ雑誌
[Number]は、誌上初の将棋特集でした。
[藤井聡太と将棋の天才]
デビュー以来、最前線で見つめてきた北野記者の[天翔ける18歳]は、聡太さんへの愛を感じる読んでいて気持ち良い記事でした。
2017年 連勝中の中学生聡太さんに初インタビュー
[・・・将棋を指すために生まれてきたかはわからないですけど、将棋に巡り会えたのは運命だったのかなと思いますし、将棋を突き詰めていくこと、強くなることが使命~自分のすべきことだと思います。
強くならないと見えない景色があると思うので・立てるように頑張ります]
2020年高校3年生
AIについて
[今は対決ではなく共存の時代に入りました。
自分自身、研究に用いることによって成長できる可能性があると思っていまずし、観戦の際の楽しみのひとつになればいいなと思います。
今の時代においても、将棋界の盤上の物語は不変のもの。その価値を自分自身も伝えられたらと思います。]
最年少での二冠獲得について
[今年で18歳ですし、タイトルホルダーという立場にもなりました。
将棋界を代表する立場としての自覚は必要になるのかな、と感じています。]
聡太さんの発する、日本語の言葉の美しさ、心の奥の思いに感動してしまいます。
北野の記者は、
今の藤井には、敗れること、失うことを恐れる必要がなかった。
負ければ、敗因を顧みて明日への糧にし、
勝てば確信は揺るぎないものになる。
圧倒的に若く
時として、足枷にもなる経験を持っていない。
頂点に立ってなお、
誰よりも謙虚だった。
どんな時も笑みを絶やさず、
負の感情を示さない態度は
世界や人間への根源的な肯定とも思えた。
彼を形成する全ての要素が、彼の強さを支えていた。
将棋は解らなくても、
自然体で素晴らしい、魅力ある人間性は伝わってきます。
記事を見て、清々しい気持ちになりました。
北野記者と聡太さん
ありがとうございます
老子
第五章
[人の世で生きるために]
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善き政治家とは(二)
善き政治家というのは、国民の生活を幸せにすることを望む。
軍備を増強することは、相手を挑発するだけだから、
軍事大国になることなどないよ。