2020年6月5日は 『芒種』(ぼうしゅ)
二十四節氣の九番目、そして 夏の三番目の『芒種』です。
太陽黄経が75°に達した日。
6月5日から夏至の前日6月20日までの16日間にあたります。
暦便覧には「芒(のげ)ある穀るい稼種(かしゅ)する時なればなり」とあります。 「芒」とは麦や稲の穂先の針のようなもの 「稼」とは種を植えるという意味 稲の種蒔きをするころという意味です。
しかしながら近年では実際の種蒔きの時期はだんだんと早まって、芒種のころには稲の田植えが終わっているところも増えています。
二十四節氣のひとつの節氣をさらに3つに分けたものに「七十二候」があります。
ひとつの節氣を約五日毎に分け 初侯 次候 末候 としています。
芒種の七十二候
初候 蟷螂生(かまきりしょうず)
カマキリが卵からかえる時期
次候 腐草為蛍(くさたれるくさほたるとなる)
蛍が夜になると光を放ちながら飛び交う時期
末候 梅子黄(うめのみきばむ)
梅の実が黄色く色づく時期
梅を仕込むのにちょうどいい季節ですね^^
青梅は 梅酒、シロップ、酵素ジュース
やや黄色くなった半熟梅は ジャムに
黄色く完熟した梅は 梅干しに(ジャムは完熟でも)
どう加工したいかによって収穫の時期が異なります。
◆◇◆梅酵素ジュースの作り方を以前の記事からお届けします。
6月6日は 梅の日
今年の「入梅」は6月10日です。
今年の梅雨入り宣言は・・・など
梅と芒種の時期は密接に結びついているようです。