陰陽学説という言葉 ご存じですか?
最初にこの言葉を知ったのは、薬膳を学んでいるときでした。
二度目に、この言葉に出会ったのは、風水学の講義の中でした。
風水学といっても占いではなく、宇宙エネルギーの法則に基づいた学問で、有名な風水学者に、中国の三国志で人氣の諸葛孔明さんがいます。
どちらも長い歴史の中で、伝えられてきた奥の深い 興味深い学問で、私達の生活に深く関わっている 目には見えない 氣のエネルギーが根底に存在いたします。
「黄帝内経・素問」(中国でBC770~168年の間に書かれた)の中に陰陽学説について、「陰陽者、天地之道也、万物之綱紀、変化之父母、生殺之本始、神明之府也」とあります。
難しくて・・何言ってんだか・・って感じですが、もうしばらくおつき合いを<(_ _)>
日本語訳によりますと
陰陽は 宇宙の法則、すべての物事を納める規律、さらに生命の誕生・変化・結末の根本となる大事なことであるということが書いてあるそうです。
そして、この陰陽学説を用いてすべての事物の説明が出来るとのことです。
天空は高いので陽に属し、大地は低いので陰に属する
昼は明るいので陽に属し、夜は暗いので陰に属する
日は暖かいので陽に属し、月は冷たいので陰に属する
日が東から登るので東方は陽に属し 西に沈むので西方は陰に属する
すべての事物には表面と裏面があり、明るいイメージの表面や外側を陽、暗いイメージの裏面や内側は陰に
活動的・成長・上昇など活発な動きは陽に、遅鈍状態・衰退・下降など落ち込む状態は陰に属する 等々
人間も、性別・年齢・臓腑・組織・機能等すべてが、それぞれ陰陽に分けられます。
日常よく使う、食材も陰陽に分けることが出来るそうです。
そこで面白いのは、陰陽に分けられる物事の片方が存在しなければ、もう片方も成り立たないということ・・・当たり前に存在しているすべての物事には、すべてに二面性があり、同時に存在し、バランスをとっている・・・これってスゴイかも
宇宙には太陽と月が存在し、日が昇ると明るくなり昼になる。日が沈むと暗くなり夜になる。天と地はつねに対面し、男と女はバランスよく存在している。表と裏はいつも同時に存在し、前があるから後が存在する
天がなければ 大地は存在しない、太陽と月が依存しあっているから1日になり1年になる、呼吸は氣の呼出と吸入で、呼氣は氣を出すことで陽に属する、吸氣は氣を吸い込むことで陰に属する。呼吸がどちらか片方だけでは体が酸欠状態になります。
・・・てな具合ですかね。
宇宙のすべてが陰陽の対立する両面を持ちながら、それなのに見事に統一され、秩序よく常に方向を定め動きながら、なおかつバランスを保っている・・
『宇宙のエネルギーは 陰と陽という
全く異なったエネルギーで構成され、
回転しながら調和をとろうとしています』
うーーん スケール大きすぎ やっぱりすごい学問ですo(^▽^)o
♡要するに、生きていくためには 陰陽のバランスが大切ってことかな
天の川に住むベガも 宇宙の中で 頑張って陰陽のバランス 取っているよね♡
全てのエネルギーと言うことは いつまでも陰は続かないってこと?
陰のあとには陽が待っているのだ♫♫
陰の時に 下ばかり見ていないで、次に来る陽に備えることが出来たなら・・・
きっと 何か変わるかも(^O^☆♪7