星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来 

本来なら来るはずのなかった地球に生まれた私たち☆アウェイ感をヒシヒシ感じつつ悪あがきならぬ良いあがきでジタバタ奮闘の☆座談会メンバー8人共同ブログ☆

篠田桃紅さん

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[老いたことで、人生というものの考え方が深まったような氣がします。考えかた、見方、こうでありたいと思う望みなど、心の向きが目に見えないほうへ動いていることを感じます。]

先日、107歳でお亡くなりになった
篠田桃紅さんの言葉
    (1913年生まれ)
常識の世界に生きなかったから長生きできた。

長生きの秘訣はと聞かれて[歳]のことを考えないことと言いました。
ほんとうに氣にしていないんですよ。

2013年
100歳記念の個展を見に行ったことがあります。
墨の素晴しい表情、奥深さ、力強さが作品となって清らかな気持ちになりました。

桃紅さんは、墨というのは火でつくられ、水で生きている。
火であって水。
相反する両極を持つから美しいと[100歳の力]のご本の中に書いてます。
大きな作品もあり、デザインが斬新な抽象画のような力強い作品がありました。

[私の作品には目的意識がない。なんのためにもしていない。 無 空っぽです。対象というものがない。つまり虚無ですね。]とおっしゃる通り、見る私も自由に作品を感じられました。
お着物を楽に着こなし、肩の力の抜けた飄々したお姿
私の主人は私自身という凛とした生き方
ご自分を大切に、墨を用いた抽象表現という新しい道を切り拓いた桃紅さん。
たくさんの作品を
ありがとうございます

 

 

 

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