2019年9月8日は 『白露』(はくろ)
二十四節氣の第十五節氣 秋の三番目の『白露』です。 太陽黄経が165°に達した日。
9月8日から秋分の前日9月22日までの15日間にあたります。
「陰気ようやく重なり、露凝って白し」ということから名付けられました。
これは、秋の訪れが本格的になり、朝露が草や木におりるという意味です。
大氣が冷えると、水蒸気が凝結して、草木に水滴が見られるようになります。
空が高くなり秋らしいすじ雲が重なりあって、入道雲が名残惜しそうにあるとき朝晩は涼しいと感じるのが白露のころですね。確実に一歩一歩秋が深まってゆきます。
今年は台風到来の多い年になりそうです。局地的な大雨も多く、災害対策は前もってしておきたいものですね。
月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月
(よみ人知らず)
毎月のように月を鑑賞する機会がありますが
名月を愛でるということであれば、まさしく今月のこの月のことでしょう
中秋の名月( 陰暦八月十五日)を詠んだ歌です。
31文字の中になんと「月」の文字が8つも出てきます。
今年は9月13日が 陰暦八月十五日 にあたります。
お月さまを愛でることができるでしょうか。
実はこの中秋の名月の晴天率は、かなり低いそうなのです。
やはり台風や秋の長雨の影響でしょうか。
今年はいかに・・・・。