飛騨国の 桃の節句は ひと月遅れの4月3日
毎年、この時期の3週間ほど前にかかる1本の電話、相手は もうすぐ91歳になる母
「お雛様を、箱から出して飾るように・・・」
(えー、めんどうなことを・・・)
娘が嫁ぐまでは、「嫁に行きそびれるから・・・」
嫁いでからは、「お雛様は生きておられるのだから
年に1回は顔を出してやらないと、罰があたり 不幸になる・・・」
いつもは、穏やかでニコニコ 優しいお婆ちゃんしてるのに、
こんな時は 母親の口調で 正しかろうが 間違っていようが 絶対に譲らない
全く別人のようになる・・・それが、いつも不思議でたまらない
そうして、私も妹も 何故か 逆らえないのです(´・_・`)
小さな箱から出てきたお雛様 それでも部屋が華やいで
嫁ぎ先から戻った 娘に 夫は上機嫌
ほんとうに 有り難いこと ♡
来年も、その次の年も 電話かかってきますように・・・(๑・̑◡・̑๑)
今日は、あいにくと 寒い一日で 朝から雪模様
それでも、部屋の中は暖かく 桃の節句の 始まりです ♪
♡ご訪問いただき 本当にありがとうございました。<(_ _)>