新しい年号が決まり、
新しい時代に入ります。
平成31年を経て、昭和は遠くなりにけりの感があります。
昭和は戦前と戦後に分けられると思います。
倉本聰さん
(昭和10年生まれ)が、80歳になって書かれた[昭和からの遺言]
何度も読み返して、戦中派の私には、よぉ~く解るのです。
そして、町の様子、匂い、活力に溢れた人々、物が無く貧しくても、目はキラキラと倖せに生きていた頃が、懐かしさとともに蘇ります。
何故だろう。
物がなく貧しい時代ながら、きっと今より家族、ご近所、友達、世間との繋がりが深く、
みんなが必死に生きていたからなのでしょう。
大人も子供達も💪
ご飯の支度も、掃除洗濯も、何もかも、体を使って手間ひまかけていたのです。
子供達は、山で公園(ブランコ・シーソー・ジャングルジムがありました)で目いっぱい遊びました。
子供達の声が元氣よく響いていました。
その楽しい時間が体に染み込んでいるからでしょう。
💚朝日が昇ったら仕事が 始まり
💚夕日が沈んだら仕事が 終わって
💚身体を休める
昼と夜があるのが
[宇宙の法則]
静かで暗い夜が恋しい
怒涛の勢いで突き進んだ、昭和のド真ん中にいて便利さと引き換えに、失ったものは大きい。
昔から日本人は
明るく
つましく
礼儀正しく
山川草木月星
こんな言葉に心がホッと癒されるこのごろ💚
新しい御代は、水の時代
きっときっと、
自然界に目をむけて、自然に近づく生活が見直されると信じています!!
[昭和への遺言]
最終章のことば
天を深く見る
雲を深く見る
水を深く見る
風を深く見る
すると緑が深くなる
稲穂の黄色が深くなる
川の流れが深くなる
空の蒼さが深くなる
人との交じりも深くなるそして倖せが深く見える昨日まで
不満たらたらだった
あらゆるものが
突然深い
倖せ色に輝いてみえる。それが
元々昭和という時代の
俺たち原人の
生き方だったのさ
ありがとうございます💚
老子
第三章
[しなやかで力強く生きるために]
062
徳のある人の貸し借り
(一)
金銭の貸し借りから怨みが生じたという。
それは無理な取り立てをしたからだよ。
徳のある人は証文だけ取って、あとは忘れる。
相手は責任を感じていつかは返してくるさ。
だが、徳のない人はヤイヤイと取り立て、
現物まで奪ってくるから憎まれるのだ。