トムにゃんを霊界に送って2か月半が経ちました。
まさか亡くなるとは思ってもみなかったので、座談会メンバーや他の仲間たちの中に、動揺が走りました。説明を聞くまでの2週間はそれぞれが、なぜ?と問いかけていたに違いありません。
今思えば、次のお役目のための必然の死だったわけですが、、、
トムにゃんの死以来、肉体の『死』がもっと身近なものになりました。
もちろん自分自身の死に方について、おぼろげに考えてはいました。パートナーや家族を持つことを許されなかった独り者としては、寝たきりになることは避けたい、病院に入るのもたぶん無理、「ぴんぴんころり」という理想の死に方をしたい。
そんなことを考えていた矢先に『平穏死』という言葉を目にしました。
長尾和宏さんが推奨されている『平穏死』とはどんな死なのでしょうか。
平穏死とは一言で言ったらなんなのか。
それは「枯れる」ということ。枯れていく最期なんですよ。
人生とは水分含量の観点からいうと、水分がどんどん減っていくことです。生まれた時、赤ちゃんの水分は8割。成人は6割です。高齢者になると5割にまで減っていく。そして、平穏死寸前は4割くらいになる。
枯れてしぼんで水分含量が少なくなってドライになる。医学的には脱水という言葉です。脱水と言うと悪い言葉のように思う人も多いと思います。急に暑くなって熱中症になって脱水になる、これはよくない。だけど、病気でがんの末期、認知症でも、脱水があったら実は平穏死。平穏死の条件は脱水なんですよね。脱水があると、苦痛が少ない。そして、かつ長生きします。
良かれと思って、最期まで点滴をすると、ある時点から命を縮めてしまう。それどころか、苦しみ出す。
平穏死の反対は、延命死です。最期に良かれと思って、点滴をたくさんすると患者さんを溺れさせてしまう。もう終末期なのに、高カロリー栄養の点滴をやっている人がいる。その結果、どうなるか。みんな溺れ死にです。
私は年間100人ちょっとの人を看取りますけど、みんな平穏死ですね。みんな枯れてます。がんの場合でも痛みが少ない。咳やたんで悩まない。呼吸困難がない、かつ、長生きできる、いいことばっかりです。
これはがんでも、認知症でも、心不全でもみんないっしょ。平穏死の概念は病気の種類を問いません。
心臓も何十年も動いていたら弱ってきます。水分含量が少ないからゆっくり動いています。そこにドバーっと点滴をしたら、心臓はパンクしてしまいます。たったそれだけのことなんです。
病院のご遺体はみんな重たい。みんなむくんでます。パンパン。家のご遺体はみんな軽い。むくんでません。きれいなお顔ですね。
平穏死は、終末期以降は過剰な治療は控えて、緩和医療はしっかり受けて、あとにある自然な最期を迎えるということです。
◯長尾和宏/ながお・かずひろ
医師。医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック(兵庫県)院長、日本尊厳死協会副理事長。著書に『「平穏死」10の条件』『痛くない死に方』『薬のやめどき』(いずれもブックマン社)など、多数。
※6月20日ごろのヤフーニュースの記事を参考にしています。記事のURLを失念してしまいました。
先日樹木希林さんの訃報がありましたが、
樹木希林さんはご自分の意思で平穏死に近い死をえらばれたのではないでしょうか。
溺れ死に・・・とは言い得て妙ですが、そうはなりたくないですね。
わたしは 枯れて死にたい。
◆そのためにやりはじめていること◆
◎断捨離・・・洋服を手放す(もしかして痩せたらまた着れるかも・・・と残してある洋服が多々ある)
何かを1買ったら、何かを2捨てる
◎肉体改造・・・柔軟性、身体を緩める、筋肉トレーニング
◎頭の体操・・・ボケ防止 これはあれこれ試しながら模索中
地球さんがもとどおり元氣になる道筋ができたら、肉体は地球さんへ還してさよなら します(*^-^*)!!!!!
この銀河星域で本来くらしているジモッティーのあなたにバトンタッチ✋
もう二度と来ることはない地球さんに ウィンセイ🍷
最後までお読みいただきありがとうございました。