黒潮は、暖かい海流、幅100km以上、100m近くの深さの大きな流れです。
「世界最速の海流」で、早い所で秒速2m以上にもなります。
栄養分が少なくプランクトンが少ない為に透明で、光を透し水面が「青黒く」見える為に、「黒潮」と呼ばれています。
北赤道海流・熱帯付近を流れ、フィリピンの沖合で北上して、日本の伊豆諸島を通り、太平洋の北半球を循環しています。
「黒潮」の急流により、海の深い所の沢山の栄養が浮き上がり、「プランクトン」が発生、それを目当てに「小魚」、「小魚」目当てに「イカ」や「大きな魚」と豊かな環境が作られています。
2000年の三宅島での噴火。
島の西北の「伊ケ谷」の海底は火山灰・泥でサンゴや海藻等壊滅状態になり、15年以上程経ち、「黒潮」の流れにより洗い流されて、水深5m位の所は、元のように回復しました。
島の西南側は、「黒潮」の流れがぶつかる場所で、火山灰はつもる事なく、「黒潮の急流」により洗い流されて、「テーブルサンゴ」は守られました。
「黒潮の大蛇行」があると、暖かい黒潮の流れがなくなり、海水温が下がり、ウミガメの動きが鈍ったり、魚等の流れが変わります。
先日、海水温が上がると、暖かい海水温を好む「ブリ」の群れが、低い海水温で生きるサンマは日本の近くに来る事が出来ずにいました。
先日の台風で、海の中がかき回されて、深海の冷たい海水が上がり海水面の温度が下がり、
サンマの流れが変わり、サンマの不漁から大漁になっています。
(台風の役目の1つに、海の「深海の海水」と「海水面の海水」をかき回す事があります。)
美味しいサンマの見極め方は。♫
目が綺麗。
口ばしが黄色。
短く太っているもの。(脂がのってます♪)
今年は、美味しいサンマ。楽しみです。(^^♪
地球の、海の恵みに、有り難うございます。感謝です。(#^.^#)
「星たちの座談会☆地球号の未来」に、ご訪問頂きありがとうございました。☆☆☆
ウィンセイ。♪♪♪