本について二回ほど書かせていただきましたが、最後にもう少し最近の小説について書かせてください。
ただ、読んでいるのは文庫本なので少し古くなってしまいます。新刊は少々お高いのと、読む時に重いので買いません。
最近の時代小説で面白かった作品は、あさのあつこの「弥勒の月」シリーズ、冲方丁の「光圀伝」、花村萬月の「よろづ情ノ字 薬種控」、青山文平の「かけおちる」 などです。
時代小説以外では横山秀夫の「64」、今野敏の「隠蔽捜査」シリーズ、吉村喜彦の「ウイスキーボーイ」、山本甲士の「ひかりの魔女」などです。
本を選ぶ時には直木賞を受賞されている方の作品を選び勝ちです。受賞するだけあって文章に力が有ると思います。
本屋大賞もいくつか読ませていただきましたが、そんなに波長は合いませんでした。
新しく出てきた作家で良いなと思っていた人でも、売れっ子になって作品を書きすぎると内容がだんだん薄くなって、作品がつまらなくなるような氣がします。
持っている力以上に作品を書いたせいでしょうか。
最後に休載中だった「ハンターハンター」が今月の29日発売のジャンプに連載再開されるそうです。
楽しみです。