テレビや新聞、ネットなどでも、
薬物乱用のニュースが取りあげられる回数が増えてきたように感じます。
向精神薬や麻薬、覚醒剤だけでなく、咳止め薬のオーバドーズも問題に取りあげられるようになってきました。
医薬品を取り扱う仕事をしている者としても、一個人としても、心を痛めるニュースばかりです。
薬物乱用の問題自体は 昔からあるものでしたが、ここまで増えたのは情報流通のスピードの変化ゆえなのでしょうか。
誰しもが生きづらさを抱える世の中で、むなしさや、寂しさ、辛さ、苦しみから逃れて、
心の空虚を埋める手段に薬が使われてしまっていることに、
なんとも表現しづらい やるせなさを感じます。
薬を正しく使うように、そうしないと様々な悪影響がありますよ、
と、正論を言っても、
どうなってもいいと自棄になっている人の心には響かないでしょう。
労り、慰め、優しさ、暖かい愛、共感、 根本的な生きづらさの問題に立ち向かう力を与えてくれるもの、 何が必要なのでしょうか。 必要なものが、何か分かったとしても、どうにもできない時は、どうしたら良いのでしょうか。
難しいです。 地球さん愛してます。 宇宙さん愛してます。