海王星は半径2万5000㎞で天王星よりも少し小さい青色の氷惑星です。
でも、密度で比べると木星より大きくなります。
惑星探査機ボイジャーが接近したときは、海王星表面に地球の直径と同じくらいの大きさをした斑紋がありました。これは大暗斑と呼ばれ、西向きに秒速300メートルで移動する高気圧性の渦であると考えられていました。
1994年にハッブル宇宙望遠鏡で観測したときは、大暗斑が消えていました。
さらに数ヵ月後に観測したときは、北半球に新しい斑紋が見つかりました。
これらのことから、海王星の上層大気は短い時間で大きく変化していることがわかります。
海王星の公転周期は約165年です。
1846年に発見された海王星は、2010年に発見された位置から太陽を一周してまた同じ位置に戻ってきました。