2021年1月20日は 『大寒』(だいかん)
二十四節氣の二十四番目、一番最後になります。そして 冬の最後の六番目の『大寒』です。
太陽黄経が300°に達した日。
1月20日から立春の前日2月2日までの14日間にあたります。
暦便覧には「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と記されています。
最高 に冷氣が極まって、あり得ないほど寒さがつのる時期となるでしょうか。
大寒は寒さの極まる時期でありつつ、春の予感をほのかに感じる時期でもあります。
小寒を陰とすると、大寒は陽。
どことなく春への兆しを感じませんか。
大寒たまご
大寒の日(1月20日)に産まれた卵を「大寒たまご」と言います。
冬場は厳しい寒さのため鶏の産卵数は自然と少なくなりますが、その寒さに耐えて産まれたたまごは、大変貴重で栄養価が高いとされています。
その大寒たまごを食べるとそれから一年間は「健康で過ごせる」 と珍重されてきました。
コロナで大変な時期ですが、みなさまが健康で健やかにすごせますように。