後期高齢者の自覚のないまま、一気に老化現象に見舞われアタフタしていた時.
五木寛之さんの「人間の覚悟」読みました。
五木さん76歳の作です。
山登りには,必ず山下りがあり、安心に下界にたどり着いて、初めて登山が成功したことになる。
国も社会も人生も同じこと。
今、自分は登山中か、下山中か
自分の心がまえが必要になる。
50歳ぐらいで山を上り詰めたなら、10年ぐらい頂上に止まって、それから60歳からの長い下山を始めないといけないというものでした。
老化現象に薬はいらない!覚悟だけ!
老化と共生しながら、
これから、水を飲みます 階段を降ります 荷物を持ちますと細胞さんに声掛けしながら体さんと相談しながら、
老いの作法として、ゆっくりひとり静かに下山したいものです。
麓は見えているのだから
ありがとうございます
老子
第五章 人の世で生きるために
124 理想のリーダ像 三
理想の指導者というのは、
表立っては説教もしないし、
何もいわないので、一見、何もしていないように見える。
そして、一応の役目が終わったら、
季節が変わるように静かに去っていく。
すると人々は、この幸せは、
みんな自分で作り上げたものだと思う。
それが最高の指導者なんだよ。