2020年7月7日は 『小暑』(しょうしょ)
二十四節氣の十一番目、そして 夏の五番目の『小暑』です。
太陽黄経が105°に達した日。 7月7日から大暑の前日7月22日までの16日間にあたります。
暦便覧には「大暑来れる前なればなり」とあり、
小さく暑いと書くところからも、夏の暑さのはじまるころ、本格的な暑さが来る前の時期といった意味になるでしょうか。
小暑の候
時候のあいさつのひとつ
手紙の書きだしやビジネス文書の冒頭に用います。
小暑の候の使い方は他の時候の挨拶と基本的には一緒ですが、小暑の期間でしか使えません。
今年だと、7月7日~22日の間になります。
小暑は梅雨がそろそろ明けて、本格的な暑さに向かう時期ということですので
小暑の候の意味は
本格的な夏の始まる季節になりましたが・・・
というような意味あいになります。
【例文】
小暑の候、皆様その後お変わりございませんか。
小暑の候、いかがお過ごしでしょうか。
小暑の候、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。
小暑が終わると大暑になりますが、大暑から立秋の間は暑中見舞いの時期になります。
そして立秋を過ぎると、残暑見舞い。
約2週間ごとに夏の挨拶は小暑→暑中→残暑と、めまぐるしく変わっていきます。
はがきや封書を送る場合は、相手に届くまでの日数も考慮に入れて、投函する必要があります。
『小暑の候、夏本番を迎える季節となりました。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
身体が暑さへ対応しきれない時期でもあります。
体調にはくれぐれもお氣をつけくださいませ。
健康に留意して、お互い元氣に盛夏を乗り切りましょう。
マカロン』
暮らしの中に季節感を取り入れて、地球さんと共に1日1日大切に過ごしていきたいものですね。