あじさいが美しい季節となりました。
今年も綺麗に咲いてくれて、はなびあじさいさん、ありがとうございます。
梅雨ですね〜。
梅雨は、洗濯物は乾かないし、湿度が高くジメジメして嫌だな〜と感じる方もいらっしゃると思います。
現代人は、雨には良い印象を持たないことがありますが、日本語には雨がつく言葉がたくさんあるのをご存知でしょうか?
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雨のことば辞典を見つけました。
約1190個もの雨がつく言葉を載せています。
日本人は、農耕民族ですので、天気と共に生きてきたのがよくわかります。
さらに、稲作には大量の水が必要ですので、雨という気象現象を重要視してきたこともよくわかります。
また、雨をほめる言葉があるのをご存知でしょうか?
恵雨、慈雨、好雨、涼雨、甘雨、順雨、喜雨、瑞雨などです。
私がこの中で気に入っているのは、「慈雨」です。
意味は、「作物や草木を潤し、生氣をもたらす雨。田畑を肥やすよい雨。旱魃(かんばつ)の時の待ちに待ったお湿りであり、まさに恵みの雨。田んぼや畑の作物が水氣を失ってしおれそうな時に降ってくる雨であり、人々が暑さでグッタリしているときに生氣を与えるように降ってくる雨。」
(雨のことば辞典より)
「慈しむ」と「雨」を結合させて、ことばを作る日本人の感性が素晴らしいと感じます。雨への敬意や深い感謝の氣持ちが込められているのを感じます。
雨が降った後のお庭の植物さんと水道水をじょうろであげた植物さんとでは、雨を貰った植物さんの方が生き生き🌟とし、生命力が違うように見えます。
また、植物さんたちの喜びの歌声🎵も聞こえてきそうです。
雨には、植物さんたちを元氣に育てる人間が知らない未知のパワーがあるのだと思いました。
トーマス・エジソンの言葉を思い出します。
「われわれは何事についても、1%の100万分の1も知らない」
人間は、我がもの顔で地球上生きてますが、まだまだ知らないことだらけだな〜と感じる今日この頃です。