2020年4月19日は 『穀雨』(こくう)
二十四節氣の六番目、そして 春のラスト六番目『穀雨』です。
太陽黄経が30°に達し新しく始まる日。
4月19日から立夏の前日5月4日までの16日間にあたります。
暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すれば也」とあります。
春の暖かい雨が穀物の成長を促す頃といった意味でしょうか。
春雨(はるさめ)
春の季語
春に降る雨のことを言います。
「菜種梅雨(なたねづゆ)」とも言い、雨や曇りが続き天候がぐずつくこと。
「春の長雨」とも言われます。
春に降る雨にはいろいろな名前が付けられています。
桜と関連付けられた呼び名も多い。
🌸発火雨(はっかう)
🌸桜雨
🌸花散らしの雨
🌸桜流し
🌸春時雨(はるしぐれ)
🌸子糠雨(こぬかあめ)
🌸春霖(しゅんりん)
🌸春雨(しゅんう) はるさめの別の呼び方
春だけでもいくつも呼び名があり、本当に日本人の感性の豊かさをあらわしていますね。
食べる方の「春雨」のおはなし
原材料はサツマイモとジャガイモです。
その粉(でんぷん)を水で練って線状にし、茹でたのち冷凍して水でもどし、それを乾燥させたものが春雨です。
糸状になって落ちてゆく様が、しとしとと糸を引くように降る春の雨ようであったことから、春雨と名付けられたようです。
春雨と名付けられたのは近年国内で製造するようになってからだそうです。
春土用に入っています。土用は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。
休校や在宅勤務でおうち時間を過ごされている方も多いはず。
運動を効率よく入れて身体を整えましょう 。