三浦海岸桜まつりに行ってきました。
三浦に河津桜がやってきたのは、1999年のこと。
地元商店主による町おこしグループが、伊豆の河津町産の苗木を300本植樹したのが始まり。
苗木は県外不出と断られるも、熱意が伝わり
[河津の名を継承するなら]と河津町から届いたもの。
伊豆の河津桜は有名で、よくお花見見物に行きました。
20年経った今では、
1000本の河津桜は三浦の春の風物詩にふさわしく立派に成長しました。
色は、明るく、華やかなピンク色で、2月上旬から3月上旬と開花期間が1ヶ月と長く、見物客も年々増えています。
桜並木の下は、びっしりと菜の花が植えられて、ピンクと黄色の彩りが美しいです。
いつも、ひとりで行くときは、駅近くで太巻き寿司買って、電車で20分ほどの三浦海岸駅へ。
河津桜観ながら小松ケ池公園で、池のカモと桜と赤白ツートンカラーの電車を見ながらお寿司を食べる。
ひとりでも、こんなひととき、小さな幸せを感じます。
10年ほどまえに、同じように、ひとりで池の土手に座って太巻き寿司食べていた時、
周りの雑音が消え、急に自分が静寂に包みこまれ、とっても心静かな安らかな氣持ちになったのです。
そのときフッと、死ぬ時ってこんな感じのような氣がしたのです。
もしかして、死の練習をしたのではなかろうかと、今でも思っています。
河津桜は、毎年見に行くと思います。
ありがとうございます
老子
第四章
[静かに生きるために]
107 幸せの基本
争いの原因はいつも欲望のためだ。
なぜ、足ることを知らないのか。
欲をもつなというわけじゃないんだ。
無い物ねだりして、
人を傷つけるなといっているんだ。
足るを知る
これで充分と思える心は、
幸せの基本なんだよ。