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これは
あなたの手帖です
いろいろのことが
ここには書きつけてあるこの中の
どれか 一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれかもう一つ二つは
すぐには役立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな
これは
あなたの暮しの手帖です訒訒訒
2ヶ月に一回発行の、この雑誌、第1号とありました 瀇
1948年発行から、通算401号目
100号で一世紀と数える暮しの手帖は、今号は五世紀の、初回となるらしい。
創刊者
花森安治さんの
[ぼくらに 守るに足る 幸せな暮らしがあれば 戦争は二度と起こらないはずだ]と宣言した思い。
大橋鎮子さんの
[家族を、女の人を、しあわせにする雑誌をつくりたい]と夢見た思い。
この思いを、大切に70余年、広告もとらずに
読者だけを見つめて、つくられた雑誌・
表紙が、いつも素敵です
1ページごとに、編集部の思いが伝わってくるので、こちらも心して、丁寧に読ませてもらっています。
とても氣持ちの良い雑誌です。
今号の特集は
・ちゃんと食べてゆくために
・自分らしい暮らしを見つけたい
創刊から70余年ということで、問いかけられます
[70余年前の、あの日々
あなたは何処にいて、どんな体験をしましたか?]
この問いかけに、投稿された原稿をもとに
[戦中・戦後の暮しの記録・君と、これから生まれてくる君へ]の紹介がありました。
ほんとうに、庶民が体験し感じたことの真実。
あと20年もしたら、戦争を体験した人々いなくなり、書物だけのものになってしまいます。
暮しの手帖が、これから先もあの日々を、次の世代に伝えてくれると信じています。
終戦の時、私は二歳
その時の記憶は無いのですが、私より一歳でも上の世代の人は、戦時中のこと身をもって体験し、苦しみ、哀しみを乗り越えてきた方々。
終戦記念日の黙祷も、私には解らない思いがあると思います。
ありがとうございます垬
老子
第三章
[しなやかで力強く生きるために]
082 本当に賢い人
本当に賢い人は、
ぺらぺら喋らないものだよ。
ぺらぺら喋る人は本当は賢くないんだ。
実際のところ本当に賢い人というのは、
知識をたくさん知っている人でもないんだ。
知識をひけらかすような人は、
あまり本当のことがわかっていないんだよ。