準惑星は2006年8月24日に、国際天文連合が採択した第26回総会決議5Aの中で「惑星」を再定義した際に、同時に定義された太陽系の天体の新分類です。
その定義は
・太陽の回りを周回している。
・それ自身を自分の重力によって、ほぼ球形に保つ質量がある。
・その軌道の近くに他の天体が存在している。(他の天体を取り込んだり、はじき飛ばしたりしていない。)
・それ自体が衛星ではない。
ということだそうです。
ただ、この定義はまだ曖昧な部分があることから、日本学術会議は定義の再検討を求めていくとしています。
冥王星は第9惑星とされていましたが、「自分の軌道周囲から他の天体を一掃している」と判断されなかったため、準惑星に分類されることになったそうです。