2018年10月23日は 『霜降』(そうこう)
二十四節氣の十八番目、そして 秋の最後六番目の『霜降』です。
太陽黄経が210°に達した日。 10月23日から立冬の前日11月6日までの15日間にあたります。
暦便覧には「露が陰氣に結ばれて、霜となりて降るゆえ也」とあります。
露が冷氣にあたり霜に変わるように,朝夕の氣温がぐっと下がり、野山が赤や黄色、オレンジと色とりどりに染まり、秋が終わりを告げ季節は駆け足で初冬へと向かってゆきます。
木枯らし
霜降から立冬までに吹く強い北風を、「木枯らし」と呼ぶそうです。
「木枯らし」は氣象庁で用いられる用語です。
通常、10月半ばから11月末にかけて西高東低の氣圧配置になったとき
8m/s(㍍毎秒)以上の北よりの風の発生が見られたとき
そして、最初の木枯らしを「木枯らし1号」として毎年発表しています。
ただし、この発表は関東地方と大阪管区気象台による近畿地方に限られており、あおの他の地方では発表がありません。
また、東京と大阪での木枯らしと認定する基準が若干異なります。
【東京】
・時期 10月半ば〜11月30日
・気圧配置 西高東低の冬型
・風向 北から西北西の間
・風速 最大風速が8m/s以上
【近畿】
・時期 霜降〜冬至
・気圧配置 西高東低の冬型
・風向 北北東から西北西の間
・風速 最大風速が8m/s以上
そして、発表されるのは1号だけ。木枯らし2号や3号の発表はありません。
ちなみに
2017年は 東京、大阪ともに 10月30日 でした。
台風から変わった温帯低氣圧の影響で、強風が吹き荒れたようです。