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寒露 二十四節氣と巡る一年

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2018年10月8日は 『寒露』(かんろ)

 

 

二十四節氣の十七番目、そして 秋の五番目の『寒露』です。 太陽黄経が195°に達した日。 10月8日から霜降の前日10月22日までの15日間にあたります。

暦便覧には「陰寒の氣に合つて露結び凝らんとすれば也」とあります。

朝降りている露が冷たく感じられるように陰の氣が増し、だんだんと寒くなってゆきます。

 

朝露が降りると晴れ

 

 

秋の天氣を表したことわざの一つ。

露(つゆ)とは、早朝、植物の葉や鉄の看板などの表面についている水の事を言います。 

ではなぜ、露が降りるのでしょうか。 

露は空気中の水蒸気が集まって氣体から液体へと変化したものです。 

その変化は温度によってもたらされ、空氣の温度が下がり、これ以上水分が氣体として留まる事ができない温度にまで下がると、氣体であった水分は水へと変わります。 

朝露の場合、植物や鉄板など物の表面が冷えているため、物の表面で水蒸気が水滴へと変わっているのです。

なぜ物は冷えるのでしょうか。

それは、夜間放射冷却です。 夜間、空が雲一つない夜空になると、物の表面から次々に熱が放射され、物の温度が下がります。 

雲がないので雲から戻ってくる放射がありません。 

そのまま宇宙へと放射されるので物の温度は下がり、それに接している空気の温度も下がります。 

そして、最も温度が下がった明け方には物の表面は水滴に覆われることになります。

もちろん、夜の間中雲一つなかった空は十分に大きい高気圧に覆われているので、昼になってもその天氣は変わらず晴れのままです。

昼間によく晴れて、夜間の冷え込みが強いときほど、多くの朝露が見られるとのこと。

けれども朝日に輝く朝露は、青空が広がり気温が上昇するとたちまち、はかなく消えてしまうことから、秋の季語として俳句や短歌に多く用いられています。