2018年4月5日は 『清明』(せいめい)
二十四節氣の五番目、そして 春の五番目『清明』です。 太陽黄経が15°に達し新しく始まる日。4月5日から穀雨の前日4月19日までの15日間にあたります。
暦便覧には「万物発して清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば、此芽(このめ)は何の草としれる也」とあります。
清明は清浄明潔を略した言葉。
すべてのものが清らかで生き生きし、草木の芽が育つ頃といった意味でしょうか。
桜の便りが各地からきこえてくる季節ですね。
桜前線は北上を続け、木々の芽が伸び草花は花を一斉に咲かせます。
キラキラとした光に溢れ、太陽の日差しの強さがまぶしくなるころです。
軽やかに心が浮き立つ季節は、さまざまな「はじまり」の季節でもあります。
入社式、入学式、新年度のはじまりや歓迎会、お花見など行事も盛りだくさん。
旬の食材
【フキ】
ふきは古くから日本人に親しまれてきた日本原産の山菜の1つで、特有の香りとほろ苦さが持ち味です。96%が水分で、栄養面ではあまり期待はできませんが、カリウムを含み、食物繊維も豊富。
また、ふきの花茎である「ふきのとう」は、春の味覚として食卓を楽しませてくれます。
【そら豆(空豆・蚕豆・ソラマメ)】
世界最古の農作物の1つで、地中海、西南アジアが原産地と推測されます。
マメ科ソラマメ属の一年草または二年草の植物です。
そら豆は、たんぱく質、ビタミンB1、B2、C、カリウム、鉄、銅などをバランスよく含みます。特にビタミンB2は大豆の次に多く含まれているといわれています。
薄皮は食物繊維を多く含んでいますが固くてガジガジして食べにくいので外して食べることが多いですが、旬のものは割とやわらかいのでためしに食べてみてください。