2017年11月7日は 『立冬』(りっとう)
二十四節氣の第十九節氣 冬の一番目の『立冬』です。 太陽黄経が225°に達した日。11月7日から小雪の前日11月21日までの15日間にあたります。
暦の上では、立冬のこの日から冬の始まりです。
暦便覧には
「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」
とあり、冬の氣配がしはじめて、だんだんと冷え込みが増す時期という意味になります。
立春・立夏・立秋・立冬を合わせて四立といい、それぞれの前日が節分にあたります。
節分とは本来「季節を分ける」という意味で、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日をいい、年に4回あります。
木枯らし1号
季節が秋から冬へと変わる時期に、初めて吹く北よりの強い風のことを言います。具体的には、10月半ばの晩秋(ばんしゅう)から11月末の初冬(しょとう)の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北よりの風のことです。
気象庁では、西高東低の冬型の気圧配置になって風速8メートル以上の強い北風が吹いたとき、「木枯らし1号」のお知らせを発表します。
吹くたびに葉を落とし、まるで木を枯らしてしまうように見えることから名づけられた『木枯らし』、今年はいつ吹くのでしょうか。
日々寒さが増すなかで、本格的な冬に向け準備を始める時期になりました。衣類や寝具のみならず、暖房器具もそろそろ準備しておきたいですね。