星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来 

本来なら来るはずのなかった地球に生まれた私たち☆アウェイ感をヒシヒシ感じつつ悪あがきならぬ良いあがきでジタバタ奮闘の☆座談会メンバー8人共同ブログ☆

生きるって す ご い

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 一年契約で引き受けた、老人ホームの仕事。
 慣れるまで大変で、何度も登園拒否に陥りましたが、今月 10月末を持って無事任務終了となりそうです。

 初めての体験で学ぶことも多く、一年経った今 ここで働かせていただいて良かったと思える自分に感謝です。

 人はいつかは、死を迎えます。
 この一年の間に、このホームで4人の方々との別れを経験いたしました。
「死ぬときが勝負よね、人生のゴールだものね 素適に・・・」なんて よく友人と軽い氣持ちで話していた私。

 葬儀の最後のお別れの時、大きな声で泣くわけでもなく、話かけるわけでもなく、お棺の中に 黙々とお花を手向けながら 手を合わせていく、お爺さん、お婆さんの姿をみながら、胸が締め付けられる思いでした。
 その日の 食堂での夕食は、いつもと同じように食べているのに、何となく空氣が違う。
  
 ほとんどの方が多くを語らない、
 ここでは、年を重ねるということは、身体が動かなくなって、認知が進み、たくさんの介助が必要になってくるということ。
 家族と離れ、団体生活を余儀なくされ、勝手気ままには生きられない。

  それでも、みんな精一杯 生きておられる。生かされている。
 
 毎日「おはようございます♪」との声かけに、「おはよう♡」元氣よく返ってくる   みんなの笑顔が すごく嬉しくて、反対に元氣をいただいておりました(感謝)
 これが一年間頑張れた、一番の理由・・・

 仕事でひどく落ち込んで、早く家に帰りたいばかりの私に、もうすぐ夕暮れの暗い廊下で、「おはよう♡ お姉ちゃん、ほんとうに綺麗やな、やさしい顔をしとる・・・」
 いい年のおばちゃんに、90過ぎのお婆ちゃんが・・・もう吹き出すしかない・・
明日も、頑張るかな・・
 
 「ここの年寄りは、じっと死ぬのを待っとるだけやでな」とつぶやくお爺さん
 「そんなことないよ。みなさん、どの人も 本当に頑張って、精一杯、毎日を生きているじゃない」と心込めて伝えると、とても嬉しそうに、ニヤリと笑って頷いてくれた。

 綺麗ごとじゃない  生きるって す♡ご♡い♡

 そして思います 一人では 決して生きられないと
 人生のゴールに向かうために 多くの人達と繋がり 生かされているのかな